【6月3日 AFP】新型コロナウイルスのワクチン接種回数が3日、世界全体で20億回を超えた。AFPの集計で明らかになった。

 各国当局のデータを基にした日本時間3日午後6時15分時点の集計によると、ワクチン接種は開始から半年間で、215か国・地域で少なくとも21億969万6022回行われた。

 接種率では、開始当初からイスラエルが首位で、人口の60%近くが接種を完了している。

 2位のカナダでは人口の59%が少なくとも1回目の接種を終えており、英国(58.3%)、チリ(56.6%)、米国(51%)と続く。

 世界全体の接種回数の6割は、人口上位3か国の中国(7億480万回)、米国(2億9690万回)、インド(2億2100万回)が占める。

 接種がまだ始まっていないのは、北朝鮮、ハイチ、タンザニア、チャド、ブルンジ、エリトリアの6か国のみとなっている。(c)AFP