メルセデス、中国の13歳と育成契約 同国初のF1ドライバー目指す
発信地:上海/中国
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【6月3日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するメルセデスAMG(Mercedes AMG)は2日、中国出身で13歳の崔原溥(Cui Yuanpu、ツイ・ユエンプー)と育成ドライバー契約を結んだと発表した。
6歳からカート競技を行っている崔は、将来のスター候補が名を連ねるメルセデスの若手ドライバープログラムに加わり、中国人初のF1ドライバーを目指すことになる。
メルセデスでドライバー育成部門のアドバイザーを務めるグウェン・ラグルー(Gwen Lagrue)氏は、「彼は中国カート界で最高のタレント。これまで中国出身のF1ドライバーは誕生していないので、原溥の成長を見守り、レース界で出世の階段を上っていく手助けをすることを楽しみにしている」とコメントした。
中国は2004年に上海インターナショナルサーキット(Shanghai International Circuit)でF1を初開催し、現在は市街地コースでレースを行うことに意欲を燃やしている。
しかし、中国出身のF1ドライバーはいまだ生まれておらず、今後その野望を展開していく上でも地元ドライバーの誕生は不可欠とみられている。(c)AFP