ケンタッキーダービー馬、薬物陽性確定 バファート師は2年出走禁止
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【6月3日 AFP】5月に行われた米国競馬のG1レース、第147回ケンタッキーダービー(147th Kentucky Derby)で優勝したメディーナスピリット(Medina Spirit)は2日、禁止薬物に陽性反応を示したことが確定し、主催者のチャーチルダウンズ(Churchill Downs Incorporated)は同日、ボブ・バファート(Bob Baffert)調教師の同レースへの参加を2年間禁止すると発表した。
レース後の検査で使用が禁止されているステロイド抗炎症薬のベタメタゾン(betamethasone)に陽性反応を示していたメディーナスピリットは、分割された検体でも微量の同薬が確認された。
これを受けバファート師は、2023年の春競馬終了まで出走を禁じられ、ケンタッキーダービーには2024年まで参加できなくなった。
バファート師は2015年と2018年にクラシック三冠馬を輩出し、ケンタッキーダービーでは7度の優勝を誇るなど、米競馬界で最も大きな成功を収めた調教師の一人だが、調教馬がドーピング検査で陽性反応を示すのは、この1年で5回目となった。
バファート師は当初メディーナスピリットに関する不正について断固否定していたが、後日、レース前日まで同薬が含まれていた皮膚炎の治療薬を使ってケアしていたことを認めていた。
メディーナスピリットの優勝が取り消される場合、2着に入ったマンダルーン(Mandaloun)が1着扱いになる。チャーチルダウンズは同日、メディーナスピリットの失格に関する決定については、ケンタッキー州競馬委員会(KHRC)が担当するとしている。(c)AFP