【6月3日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2021)は2日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第7シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は世界174位のミハエラ・ブザルネスク(Mihaela Buzarnescu、ルーマニア)を6-3、5-7、6-1のフルセットで下し、史上最多タイとなる通算24度目の四大大会(グランドスラム)制覇に向けてまた一歩近づいた。

 右大腿(だいたい)部に厳重にテーピングをして試合に臨んだセレーナは、「良い試合だった。彼女も私もいいプレーをした。ポイントが長かった。ちょっと楽しかった」と振り返り、「私がコートで笑顔を見せるのは珍しいけれど、自分の仕事を楽しめるのはいつだってうれしい」と話した。

 3回戦では同胞のダニエル・コリンズ(Danielle Collins)と対戦する。全仏オープンで3度の優勝を誇る39歳のセレーナは、2017年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2017)を制してから、マーガレット・コート(Margaret Court)氏が持つグランドスラム通算24勝の最多記録まであと1勝という状態が続いている。(c)AFP