【6月3日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間2日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は368万1985人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億7109万6690人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 1日には世界全体で新たに1万4742人の死亡と47万8460人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはメキシコの4272人。次いでインド(3207人)、ブラジル(2408人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに59万5213人が死亡、3328万7577人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は46万5199人、感染者数は1662万4480人。以降はインド(死者33万5102人、感染者2830万7832人)、メキシコ(死者22万7840人、感染者242万659人)、ペルー(死者18万4507人、感染者196万1087人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの560人。次いでハンガリー(308人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(283人)、チェコ(281人)、北マケドニア(260人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が116万1745人(感染3320万9221人)、欧州が113万7172人(感染5300万8587人)、米国・カナダが62万777人(感染3467万316人)、アジアが48万7166人(感染3666万4979人)、中東が14万3067人(感染863万9509人)、アフリカが13万956人(感染485万5232人)、オセアニアが1102人(感染4万8851人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP