【6月3日 Xinhua News】中国の製薬大手、中国医薬集団(シノファーム、Sinopharm)傘下の武漢生物製品研究所が開発した新型コロナウイルス不活化ワクチンの第2期生産能力拡大事業の生産施設が5月31日、湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)で本格的に稼働した。

 同研究所の新型コロナ不活化ワクチンは2月に条件付きで承認され、第1期生産施設で年産約1億回分の大規模生産がスタートした。第2期生産拡大事業は設計年産能力10億回分。今回の本格稼働で年内に6億回分の生産供給を見込んでいる。(c)Xinhua News/AFPBB News