【6月2日 Xinhua News】中国上海証券取引所の劉逖(Liu Ti)副総経理は1日、上海と香港の上場投資信託(ETF)の相互上場開始セレモニー・華泰柏瑞南方東英恒生科技ETF上場セレモニーであいさつし「上海と香港のそれぞれ1本のETFが今日、相互上場制度に基づき相手市場に上場する。上海と香港のETFの相互上場は、これまでの相互投資協力の成功の上に築かれており、高効率な相互上場協力モデルの模索を深化させる新たな成果となる」と述べた。

 劉氏によると、上海証取のETF時価総額は6月1日時点で1兆元(1元=約17円)を超え、時価総額で世界6位、アジア2位、取引量では世界4位、アジア首位となった。取引所のラインナップも絶えず拡充されており、最初のクロスボーダーETFが2013年に上場して以降、同取引所のクロスボーダーETFは既に米国やドイツ、フランス、日本、香港地区をカバーしている。19年には、日本との間で最初のETFを相互上場させ、両国の資本市場の実務協力を拡大し、革新的なETFクロスボーダー協力モデルを導入した。(c)Xinhua News/AFPBB News