【6月2日 AFP】20-21NBAは1日、プレーオフのカンファレンス1回戦が行われ、ブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)はトリプルダブルを達成したジェームズ・ハーデン(James Harden)の活躍などでボストン・セルティックス(Boston Celtics)を123-109で下し、4勝1敗で準決勝進出を決めた。

 ハーデンは34得点、10リバウンド、10アシストをマークし、カイリー・アービング(Kyrie Irving)も25点、ケビン・デュラント(Kevin Durant)も24点を決めて勝利に大きく貢献。チームは第4クオーターに37ポイントと大量点を重ねた。

 ネッツは準決勝で、イースタンカンファレンス第3シードのミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)と対戦する。

 同日に行われた試合では、レブロン・ジェームズ(LeBron James)を擁する王者ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)が85-115でフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)に敗れ、シリーズ2勝3敗で敗退の危機に直面している。

 サンズは第1クオーター序盤から試合を支配し、デビン・ブッカー(Devin Booker)が30得点を決める活躍を見せた。対するレイカーズはアンソニー・デイビス(Anthony Davis)が不在の状況につけ込まれ、3日の第6戦は絶対に勝たなくてはいけない試合となった。

 その他では、ポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)のダミアン・リラード(Damian Lillard)が55得点の記録的活躍を見せたが、チームは2度のオーバータイムの末に140-147でデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)に敗れ、2勝3敗と崖っぷちに立たされた。(c)AFP