【6月2日 AFP】2016年リオデジャネイロ五輪のバドミントン・女子シングルスで金メダルを獲得したキャロリーナ・マリン(Carolina Marin、スペイン)が、左膝の前十字靱帯(じんたい)と半月板を損傷したため、東京五輪を欠場することになった。

 前週のトレーニング中に負傷した27歳のマリンは、数日以内に手術を行うという。

 マリンは2019年には右膝の前十字靱帯を断裂し、同年の世界選手権(TOTAL BWF World Championships 2019)を欠場していた。

 世界選手権で3度の優勝を誇り、先月開催された欧州選手権(European Badminton Championships 2021)では大会5連覇を果たしていたマリンは、東京五輪に出場するスペイン人選手の中でもメダル獲得候補の筆頭格と目されていた。(c)AFP