【6月1日 CGTN Japanese】5月30日夜、中国上海市浦東新区のあるショッピングセンターの外で高さ約18メートルの実物大のガンダム像がライトアップされ、機械的なパフォーマンスを披露しました。このガンダム像は全身の各所から光を放ち、頭部や手のひらの部分もアニメーションや照明効果に合わせて動作が変化します。日本以外では初めて登場したガンダム像です。

 このガンダム像は人気アニメのガンダムと同じ高さ18.03メートル、重さ50トンで、288個の部品から組み立てられています。5月28日のお披露目以来、多くの中国人ファンや観光客が殺到し、カメラに収めています。このガンダム像プロジェクトは、日本の株式会社バンダイナムコエンターテインメントが中国でIPビジネス提携を行うための新たな試みです。(IPとは知的財産権から派生した知的財産のこと。広く知られ、潜在的な商品価値が高い文学や芸術作品などを指す)

 バンダイナムコグループ(中国)投資有限公司の山田大輔取締役は取材に対し、「日本以外では初となる実物大のガンダム像が上海に設置されたのは、上海がアジア最大の都市の一つであることと、ガンダムのファンが多いからだ」とした上で、「中国にも多くの優れたIPコンテンツがある。今後は中国との協力を深め、IPの価値を最大化したい」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News