【6月2日 Xinhua News】中国最高人民検察院は1日、未成年者が絡んだ犯罪などの状況をまとめた「未成年者検察工作白書(2020)」を発表し、学校でのいじめ問題や暴力犯罪の件数が2020年までの4年間で大幅に減少したと明らかにした。

 2017年~20年に検察機関が学校でのいじめや暴力行為で逮捕を許可した人数は、それぞれ4157人、2785人、1667人、583人。公訴を提起した人数は5926人、4590人、2914人、1341人だった。

 白書は、校内での滞在時間が減ったことに加え、法に基づいた管理や安全な学校づくりに向けた取り組みを強化したことが、いじめや暴力の激減につながったとの見方を示している。(c)Xinhua News/AFPBB News