【6月2日 Xinhua News】中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)アルシャー盟アルシャー左旗にある内モンゴル賀蘭山国家級自然保護区管理局の研究員がこのほど、保護区内で回収した赤外線カメラの撮影データを調べた際、ネコ科の動物1匹が夜間に活動する姿を捉えた写真と動画を発見した。北京大学(Peking University)生命科学学院の専門家が鑑定した結果、ユキヒョウの個体であることが分かった。

 動画のユキヒョウは注意深く周囲を見回した後、ゆっくりと画面左方向に歩き去る。

 ユキヒョウは世界的な絶滅危惧種で、ネコ科大型肉食動物の保護の重要性を示す代表的な種とされ、中国では国家1級保護動物の指定を受けている。賀蘭山にはかつてユキヒョウが生息していた記録が残っているが、その後さまざまな要因により1950年代に姿を消した。今回、その姿が再び確認されたことは、同保護区における近年の生物多様性保全の著しい成果と、生態環境の明らかな改善を反映しており、ユキヒョウの保護活動に新たな希望をもたらしている。(c)Xinhua News/AFPBB News