中国、質の高い発展のためにデジタル技術を活用
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【6月1日 People’s Daily】目下、デジタル化の波が加速している。中国のデジタル経済の総額は世界第2位で、世界規模で見ても最大の光ファイバーネットワークおよび4Gネットワークを構築している。2020年末の時点でデジタル経済のコア産業はGDPの7.8%を占めるに至った。
この前に福建省(Fujian)福州市(Fuzhou)で開催された第4回デジタル中国建設サミットは注目を集めた。教師や学生と双方向に学ぶAI教育ロボット、夜空を照らす1500の無人機、生産効率を上げるスマート化された工場、自動操縦飛行機など、デジタル化された中国の青写真が繰り広げられた。
デジタル経済は世界的な潮流であるが、質の高い発展を遂げるためには、科学技術の刷新とデジタル化への変革によって新しい発展へのエネルギーが生み出されねばならない。例えば、静脈識別技術を利用すれば、手をかざすだけで決済や検査ができるようになる。人工知能とコネクテッドカー、5Gなどの技術でスマート車窓を作れば、透明なガラスをさまざまな情報を随時届けてくれる大型タッチパネルにできるかもしれない。……デジタル技術を汎用(はんよう)的な目的に使い、社会経済のあらゆる面に浸透させ、良い生活のため、社会的ガバナンスと経済発展のために使うべきである。
デジタル化は経済をアップグレードさせ、さらなる力を与え、質の高い発展のために効果的である。近年、デジタル化の潮流の中、各種の新しい業態やモデル、新しい職業や産業が次々に現れている。貧困から脱出するための取り組みの中で、農産物はEコマースプラットフォームを通じて売られ、人々に増収と富をもたらし、スマートフォンは「新しい農機具」と化した。このような発展と技術応用の例は数えきれないほど現れ、それらは主にデジタル経済に支えられたものであった。「中国デジタル経済発展白書(2021年)」が示すのは、2020年の中国におけるデジタル経済の規模は39.2兆元(約674兆円)に達し、GDPの38.6%を占めたということだ。広東省(Guangdong)など13の省と市では、デジタル経済の規模は1兆元(約17兆円)を超えている。
現在、中国の各地でデジタル省庁が全面的かつ速やかに構築され、デジタルサービスの全面的なアップグレードが図られている。21の省と市区、122の地方都市でプラットフォームが開設された。新型コロナウイルスの防疫期間中には健康管理ネットワークアプリが10億人の人々に利用された。日常の行政サービスでは、オンラインプラットフォームによって部署を横断したやりとりや効率的な共同作業、情報の共有が実現した。
「第14次五か年計画」および2035年長期目標綱要には、「デジタル時代を迎え、デジタルが持つ潜在能力を引き出す」「デジタル経済・デジタル社会・デジタル政府の構築を加速する」と示されている。(c)People’s Daily/AFPBB News