プーチン氏、米国の「迫害」も議論する用意 米ロ首脳会談
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【6月1日 AFP】ロシア政府は5月31日、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領はジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領との首脳会談で、1月に起きた米連邦議会乱入事件に関与した人々に対する「迫害」を含むさまざまな権利問題について話し合う用意があると発表した。
バイデン氏は5月30日、スイス・ジュネーブで今月中旬に行うプーチン氏との初会談で、人権尊重を強く迫ると約束した。
これを受けロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は5月31日、記者団に対し、「もちろん、米国内に存在するものを含め、あらゆる問題について議論する用意がある」と述べた。
さらに、米連邦議会乱入事件に関与した人々に対する「迫害」をロシアは監視しているとして、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領の支持者による1月6日の抗議行動について、プーチン氏側から議論を提起することもあり得ると述べた。(c)AFP