【5月31日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2021)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第11シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)はマッチポイントをしのいで6-7(3-7)、7-6(7-5)、6-1で予選勝者のグリート・ミネン(Greet Minnen、ベルギー)を退け、初戦突破を果たした。

 全仏では2012年と2020年に4強入りしているクビトバは、43本のウイナーを放った一方で11本のダブルフォールトを犯したが、世界125位の相手に勝ち切った。

 前哨戦のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2021)で初めてクレーコート大会を制し、勢いに乗る第3シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)は予選勝者のアナ・コンジュ(Ana Konjuh、クロアチア)を6-4、6-3で一蹴した。

 一方、四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇る第26シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)は2-6、4-6で予選勝者のアンヘリナ・カリニナ(Anhelina Kalinina、ウクライナ)に敗れた。(c)AFP