【5月30日 AFP】20-21ドイツ・ブンデスリーガは29日、昇格・降格プレーオフ第2戦が行われ、ケルン(1. FC Cologne)は5-1でホルシュタイン・キール(Holstein Kiel)を下し、2試合合計スコア5-2で1部残留を決めた。

 レギュラーシーズン最終節残り4分のところで勝利を決めて自動降格を免れていたケルンは、26日に行われたプレーオフ第1戦では0-1でキールに敗れていた。

 それでもケルンは、昨夏注目の加入選手ながらも負傷で欠場の多かったセバスティアン・アンデション(Sebastian Andersson)が2得点を挙げ、ここ10年で3度目となる2部降格を逃れた。

 試合開始から13分の間に両チーム合わせて4ゴールが決まる中、アンデションは頭で2得点をたたき出し、クラブ史上初の1部昇格を目指したキールの希望を打ち砕いた。

 下位に沈んでいた今年4月にマルクス・ギズドル(Markus Gisdol)前監督の後任に就いたフリードヘルム・フンケル(Friedhelm Funkel)監督は「もしアンデションをもっと起用できていたら、私の前任者はもっと勝てていただろう」と語った。

 67歳の指揮官は、歓喜に沸く選手たちからピッチ上でビールを浴びせられたこともあり、ライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に対し、「かなりにおうから、着替えなくてはならないね」と続けた。(c)AFP