ブレントフォードがプレミア昇格、74年ぶりのトップリーグ
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【5月30日 AFP】20-21イングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)は29日、来季のプレミアリーグ昇格をかけたプレーオフ決勝が行われ、ブレントフォード(Brentford FC)は2-0でスウォンジー・シティ(Swansea City)を下し、74年ぶりのトップリーグ昇格を決めた。
トーマス・フランク(Thomas Frank)監督率いるブレントフォードはウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)での一戦で、前半にアイバン・トニー(Ivan Toney)とエミリアーノ・マルコンデス(Emiliano Marcondes)がゴールを挙げ、夢のような昇格劇を完結させた。
スウォンジーは後半途中にジェイ・フルトン(Jay Fulton)が退場処分を受け、結果は決定的なものとなった。
この昇格プレーオフは、プレミアリーグのクラブが受け取れる放映権料などから、サッカー界では1試合としては世界最高額の一戦とうたわれており、その価値は1億8000万ポンド(約280億円)となっている。
ブレントフォードは昨季のプレーオフでフラム(Fulham)に敗れるなど、過去9回あったプレーオフではすべてで黒星を喫していた。
数十年の間、下部リーグでも無名だったブレントフォードはプレミアでプレーする中でも史上最小規模のクラブとなる。
ブレントフォード・コミュニティ・スタジアム(Brentford Community Stadium)での2年目のシーズンとなる来季、ビーズ(The Bees、ブレントフォードの愛称)はロンドン西部の本拠地にマンチェスター・シティ(Manchester City)やマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)、リバプール(Liverpool FC)といったクラブを迎え撃つことになる。(c)AFP