トゥヘル監督、昨季とは「違う」と予感 チェルシーで雪辱果たす
発信地:ポルト/ポルトガル
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【5月30日 AFP】29日に行われたサッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)決勝で、マンチェスター・シティ(Manchester City)に勝利したチェルシー(Chelsea)のトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督が、昨年とは違って勝てる予感があったと試合後に話した。
トゥヘル監督は昨季、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)をチャンピオンズリーグ決勝に導いたが、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に敗れて優勝はならなかった。
しかし今季は昨年12月にPSGを解任されたすぐ後にチェルシーに招へいされると、チームはカイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)の得点を守りきって1-0で勝利。クラブに2回目の欧州制覇をもたらした。
トゥヘル監督は英BTスポーツ(BT Sport)に対して「再びここ(決勝)へ来られたことに感謝していたが、今回は何か違う感じがすると選手に伝えていた」と話し、「信じられない」選手を称賛した。
「すさまじく厳しい戦いだった。ものすごい戦いだった。きょうの選手たちは、絶対に勝つという気持ちでいた。みんなで彼ら(シティ)の靴の中の小石になろうと思っていた」
「選手には、一歩を踏み出して、ボールを持った場面でもっと勇敢になろうと話した」
「カイは力強さがあり、また点を決めてくれた。素晴らしいハートを持った選手だ」 (c)AFP