【5月29日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)は28日、アンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)監督を1年で解任し、マッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)元監督が復帰すると発表した。

 ユベントスは「おかえりなさい、マックス!」とツイッター(Twitter)に投稿し、2014年から2019年にかけての在任期間にセリエA5連覇を達成した指揮官が戻ってくると明かした。

 53歳のアレグリ氏は、2014-15シーズンから4シーズン連続でリーグ戦とイタリア杯(Italian Cup)の2冠を達成したが、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)では14-15シーズン決勝でFCバルセロナ(FC Barcelona)に、16-17シーズン決勝はレアル・マドリード(Real Madrid)に屈した。

 アレグリ氏は、今季王者のインテル(Inter Milan)、ACミラン(AC Milan)、アタランタ(Atalanta)の後塵(こうじん)を拝したセリエAで、ユベントスを再び上位で争えるチームにする任務を担う。

 2年前にユベントスを退団してからフリーとなっていたアレグリ氏は、27日にレアルのジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督が辞任したことを受け指揮官不在となっている同クラブの監督に就任するうわさもあった。

 一方今季からチームを率いたピルロ監督は、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を擁するチームでリーグ10連覇を逃し、チャンピオンズリーグでも決勝トーナメント1回戦で大会から姿を消していた。(c)AFP