【5月28日 AFP】男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は27日、東京五輪が無観客開催となった場合、参加を再検討すると述べた。

 日本国内では無観客開催を求める声が高まっている中、ジョコビッチは記者会見で「ファン(の観戦)が許される限り、五輪に出場するつもりだ」とし、「そうでなければ、参加は考え直す」と語った。

 五輪に対する疑念を表明した有名テニス選手はジョコビッチにとどまらない。ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)とセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)も最近、出場するか分からないと語った。大坂なおみ(Naomi Osaka)、錦織圭(Kei Nishikori)はいずれも、五輪を開催すべきかどうかに疑問を投げ掛けている。(c)AFP