【5月27日 Xinhua News】中国広東省(Guangdong)の広州税関はこのほど、押収した絶滅危惧種の野生動植物と関連製品を広州市林業・園林局に引き渡した。

 今回引き渡されたのは同税関がここ数年間に出入境旅客検査、郵便、貨物などから押収した密輸物品の一部で、主に象牙と関連製品、ヒョウ皮、沈香(じんこう)、センザンコウのうろこ、オナガサイチョウの頭骨、レイヨウの角、シタン、サイの角の計8種類。総重量は105・77キロに達し、今年に入ってから地方部門に移管された絶滅危惧種の野生動植物と関連製品の中で種類、数量とも最多となった。

 希少な野生動植物と関連製品の輸出入は関連法令により、法的証明のある場合を除き、取引、持ち込み、郵送が禁止されている。犯罪を構成する重大事案については、法にのっとり刑事責任を追及される。(c)Xinhua News/AFPBB News