【5月26日 CGTN Japanese】中国国務院台湾事務弁公室は26日、「富春山居図」の合体10周年記念会および関連イベントが6月1日、中国東部の都市・浙江省(Zhejiang)の省都杭州(Hangzhou)で開催されると発表しました。

「富春山居図」は元代(1271~1368年)の画家である黄公望(Huang Gongwang)氏の水墨画の名作で、中国十大名画の一つです。この作品は明朝(1368~1644年)末期に2枚に分断され、1949年以降は浙江省博物館と台北故宮博物院がそれぞれを所蔵してきました。2011年6月1日には台湾海峡両岸の有識者が力を合わせ、数百年にわたって分断されていた「富春山居図」の「剰山図」と「無用師巻」が台北で合体され、特別展示されました。

 今年は作品の合体10周年に当たります。浙江省は6月1日に杭州で合体10周年記念会と関連イベントを開き、海峡両岸から青年と各界人士の計350人以上が活動に参加する予定です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News