【5月26日 AFP】内戦で荒廃し、経済危機に陥るシリアで26日、大統領選の投票が始まった。現職のバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)氏の4選が確実視されている。

 大統領選の実施は、内戦が始まった2011年以降で2度目。この内戦で38万8000人以上が死亡し、戦前の人口の半数が避難を余儀なくされた。

 今回の選挙では、国外にいる反体制派の立候補は禁止されており、政府の支配地域以外では投票できない。アサド氏の他に立候補しているのは、ほぼ無名の2人だけだ。

 開票結果は、投票終了から48時間後の28日夜までに発表される見通し。(c)AFP/Maher Al-Mounes and Rouba El-Husseini in Beirut