【5月30日 CGTN Japanese】中国東部都市の上海市政府の統計によりますと、上海市では歩道橋264カ所のうち、133カ所にエレベーターが設けられており、残り131カ所にはまだ設置されていないことが分かりました。市政府は市の中心部、交通結節点周辺、総合病院周辺、メイン商業エリア、大型コミュニティーなどの歩道橋に焦点を当て、バリアフリー化に配慮しながら、歩道橋の高齢者対応リフォームを急ぐ方針です。

 このプロジェクトは上海市人民代表の林陰茂(Lin Yinmao)氏と孫静(Sun Jing)氏の提案で実施されたものです。2人はお年寄りと子どもが歩道橋を利用するときのつらさに気が付き、調査を行った上で、今年の上海市人民代表大会で歩道橋の高齢者対応リフォームの意見を提出し採用されたということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News