【5月26日 Xinhua News】中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ、Huawei)は24日、声明を出し、自動車製造に参入することはないと改めて宣言した。「現時点でいかなる自動車メーカーにも投資しておらず、今後も投資はせず、資本参加することもない」とも表明した。

 車を造らないという長期戦略は2018年に既に明らかにしており、この方針にいかなる変更もないと強調。産業界が必要とするのはファーウェイ・ブランドの車ではなく、ファーウェイが30年余りにわたり蓄積してきたICT(情報通信技術)力であり、自動車メーカーの未来に向けた車造りを支援することだとの認識を示し、それはすなわち、自動車メーカーにファーウェイのICT力に基づくスマート・コネクテッドカー部品を供給することだと説明した。

 ファーウェイによると、同社は北京汽車集団、重慶長安汽車、広州汽車集団を戦略的協力パートナーに選定しており、各社のサブブランド構築を支援する。ファーウェイの自動運転ソリューションを搭載する車は、ファーウェイの許可を得て「HuaweiInside」を意味する「HI」ロゴを使用できる。(c)Xinhua News/AFPBB News