【5月26日 AFP】自転車ロードレース、ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2021)の主催者は25日、第19ステージのコースが変更になったと発表し、14人が亡くなった前週末のロープウエー事故の現場となったモッタローネ(Mottarone)山がルートから外れた。

 これに先立ち、イタリアのエンリコ・ジョバンニーニ(Enrico Giovannini)インフラ・運輸相は主催者に対し、「ロープウエー事故の犠牲者に対する配慮」からルートの変更を求めていた。

 今回の変更により、アッビアテグラッソ(Abbiategrasso)からアルプ・ディ・メラ(Alpe di Mera)まで176キロで設定されていた28日の同ステージは10キロの短縮となった。

 北部マッジョーレ(Maggiore)湖に臨む1級山岳モッタローネ山の代わりには、4級山岳のアルプ・アゴーニャ(Alpe Agogna)が加えられた。

 ジロ・デ・イタリアは30日にミラノ(Milan)でフィニッシュを迎える。(c)AFP