【5月25日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間24日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は346万5398人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億6674万1960人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 23日には世界全体で新たに8971人の死亡と49万3617人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの4454人。次いでブラジル(860人)、コロンビア(496人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに58万9893人が死亡、3311万7770人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は44万9068人、感染者数は1608万3258人。以降はインド(死者30万3720人、感染者2675万2447人)、メキシコ(死者22万1647人、感染者239万6604人)、英国(死者12万7721人、感染者446万2538人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはハンガリーの306人。次いでチェコ(280人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(278人)、北マケドニア(255人)、ブルガリア(252人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が112万2934人(感染5244万4389人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が100万9016人(感染3189万4421人)、米国・カナダが61万5117人(感染3447万6257人)、アジアが44万8446人(感染3469万7467人)、中東が14万354人(感染842万847人)、アフリカが12万8437人(感染476万1090人)、オセアニアが1094人(感染4万7496人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP