【5月24日 AFP】(更新)ミャンマー軍事政権に拘束されているアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問は24日、2月のクーデター後初めて対面形式の審理に出廷し、自身が率いる国民民主連盟(NLD)について、「国民がいる限り存続する」と述べた。担当弁護士が同日、AFPに明らかにした。

 ミン・ミン・ソー(Min Min Soe)氏によると、スー・チー氏は「国民の健康を願うとともに、NLDは国民のために設立されたのだから、国民がいる限り存続すると断言した」という。

 スー・チー氏との面会は30分間で、「話をする時間はあまりなかったが、スー・チー氏は健康で自信に満ちているようだった」としている。

 これに先立ち、国軍が実権を握るミャンマーの選挙管理委員会は21日、昨年11月の選挙でNLDに違法行為があったとして解党処分を検討すると表明していた。(c)AFP