【5月24日 AFP】男子テニス、世界ランキング14位のデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)は23日、肩のけがにより全仏オープン(French Open 2021)を欠場すると発表した。

 前日に行われたジュネーブ・オープン(Gonet Geneva Open 2021)決勝でキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)に敗れ、準優勝に終わっていたシャポバロフは「残念ながら、この数週間肩に悩まされてきた。検査の結果は全て良好だったが、大事を取り休むことが最善だ」とインスタグラム(Instagram)で説明した。

 前週のイタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2021)では、3回戦で全仏優勝13回のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)から2本のマッチポイントを奪ったが、そこから逆転負けを許していた。

 22歳のシャポバロフの四大大会(グランドスラム)最高成績は、昨年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2020)におけるベスト8で、全仏オープンでは一度も2回戦を突破できていない。

 30日に開幕する全仏オープンでは、男子のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)と女子のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)の2人の優勝経験者も欠場を表明している。(c)AFP