【5月24日 AFP】イタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が23日、史上初めてイングランド、スペイン、そしてイタリアの三大リーグで得点王に輝いた。

 リーグ戦で今季29得点を記録した36歳のロナウドは、王者インテル(Inter Milan)のロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)に5点差をつけた。

 ロナウドは2007-08シーズンにイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)で、2010-11シーズン、2013-14シーズン、2014-15シーズンにスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)で得点王になっている。

 5度バロンドール(Ballon d'Or)を受賞しているロナウドは、イタリア3年目で初めて得点王を獲得した。加入1年目は21点に終わったロナウドは、昨季は31点を挙げたものの、ラツィオ(SS Lazio)のチロ・インモービレ(Ciro Immobile)の36点には届かなかった。

 ユベントスに加入してから公式戦101得点をマークしているロナウドは、23日のボローニャ(Bologna FC)との最終節はベンチで試合を見守り、チームは4-1で勝利して来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)出場権を獲得した。

 ユベントスを率いるアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)監督は、「お互い納得した上での決断だった。水曜日(19日のイタリア杯<Italian Cup 2020-21>決勝)の後、ロナウドは疲れていた」と起用しなかった理由を明かした。

 今季ユベントスの連覇は9で途切れ、来季は2011-12シーズン以来のチャンピオンズリーグ不出場に終わった場合、ロナウドは退団するのではないかとうわさされていた。(c)AFP