【5月24日 AFP】20-21イタリア・セリエAは23日、第38節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)は4-1でボローニャ(Bologna FC)に、ACミラン(AC Milan)は2-0でアタランタ(Atalanta)に勝利し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)出場権を獲得した。

 エラス・ベローナ(Hellas Verona)と1-1で引き分けたナポリ(SSC Napoli)は、ユベントスに勝ち点1届かず5位に終わり、来季はヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)に回ることとなった。

 フランク・ケシエ(Franck Kessie)がPKを2本決めて最終節を白星で飾ったミランは、優勝したインテル(Inter Milan)と12ポイント差の2位でフィニッシュし、2013-14シーズン以来のチャンピオンズリーグ復帰を果たした。

 カリアリ(Cagliari Calcio)との前節で4位以内を決めることができなかったミランのステファノ・ピオリ(Stefano Pioli)監督は、「われわれはチャンピオンズリーグ、そして2位に値する」と胸を張った。

 アタランタはすでに3季連続のチャンピオンズリーグ出場を決めていたが、19日のイタリア杯(Italian Cup 2020-21)決勝でユベントスに敗れてタイトルに届かず、シーズン最終戦ではミランに敗れてクラブ初となる2位の座も逃した。

 アルバロ・モラタ(Alvaro Morata)の2得点とフェデリコ・キエーザ(Federico Chiesa)、アドリアン・ラビオ(Adrien Rabiot)のゴールで勝利したユベントスは、2011-12シーズン以来のチャンピオンズリーグ不出場を免れた。

 ナポリは60分にアミル・ラフマニ(Amir Rrahmani)が古巣ベローナから得点し、このまま逃げ切れば4位以内が確定したが、69分にマルコ・ダビデ・ファラオーニ(Marco Davide Faraoni)に同点ゴールを許して痛恨のドローに終わった。

 この結果、ジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)監督率いるナポリは、2季連続でチャンピオンズリーグ出場を逃した。(c)AFP/Emmeline MOORE