【5月24日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間23日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は345万6282人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億6627万1160人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 22日には世界全体で新たに1万1554人の死亡と58万7773人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの3741人。次いでブラジル(1899人)、コロンビア(509人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに58万9703人が死亡、3310万5188人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は44万8208人、感染者数は1604万7439人。以降はインド(死者29万9266人、感染者2653万132人)、メキシコ(死者22万1597人、感染者239万5330人)、英国(死者12万7716人、感染者446万446人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはハンガリーの305人。次いでチェコ(280人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(278人)、北マケドニア(254人)、ブルガリア(251人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が112万1851人(感染5239万9072人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が100万6481人(感染3178万3925人)、米国・カナダが61万4898人(感染3446万151人)、アジアが44万3497人(感染3442万1490人)、中東が14万211人(感染840万6163人)、アフリカが12万8250人(感染475万2898人)、オセアニアが1094人(感染4万7465人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP