【5月24日 Xinhua News】中国の経済メディア、第一財経傘下の新一線都市研究所はこのほど、商業情報を分析する上海商況情報センターと共同で「上海世界グルメ指数」を発表した。上海は食の多様性で長年全国首位を維持しており、今回の指標でも外国料理を提供するレストランの割合が16・9%に上ると分かった。「世界のグルメの都」といっても過言ではない。 

 上海にある外国料理レストランのうち、イタリア料理やフランス料理、スペイン料理などの洋食は47・7%を占めた。日本料理、居酒屋、寿司屋、鍋料理などの業態をとる和食は33・9%、韓国料理は13・4%、タイ、シンガポール、ベトナム、インドなど東南アジア料理は4・7%だった。

 出店状況をみると、長寧区、黄浦区、静安区、徐匯区の順で高く、いずれも全体に占める割合は30%以上だった。中でも復興西路・丁香花園(徐匯区)、衡山路・復興西路(徐匯区)、古北・仙霞新村(長寧区)の3商業エリアでの出店割合は50%を超えており、外国料理を楽しむのに最も適したエリアとなっている。(c)Xinhua News/AFPBB News