17歳ガウフが単複2冠、エミリアロマーニャOP
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【5月23日 AFP】テニス、エミリアロマーニャ・オープン(Emilia-Romagna Open 2021)は22日、女子シングルス決勝が行われ、大会第3シードのコリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)は6-1、6-3で第6シードの王薔(Qiang Wang、ワン・チャン、中国)に勝利し、キャリア2勝目を挙げた。また、同日行われたダブルス決勝でも勝利し、単複2冠を達成している。
王との初対戦に臨んだ17歳のガウフは、4回のブレークのピンチをすべて切り抜けて約75分で勝利し、オーストリア・レディース・リンツ(Upper Austria Ladies Linz 2019)に続くツアー2勝目を挙げた。
イタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2021)でベスト4に入ったガウフは、全仏オープン(French Open 2021)まで1週間となるこの大会はわずかに1セットしか落とさずに優勝。このところは26試合で20勝を挙げている。
ガウフはその後のダブルス決勝でも、キャサリン・マクナリー(Catherine McNally、米国)とのペアで第2シードのアンドレア・クレパック(Andreja Klepac、スロベニア)/ダリヤ・ユラク(Darija Jurak、クロアチア)組に6-3、6-2で勝利した。
17歳と70日での単複2冠は、2004年のバーミンガム・クラシック(Birmingham Classic)を17歳と55日で優勝したマリア・シャラポワ(Maria Sharapova)氏の後では最年少となる。シャラポワ氏はガウフが生まれた92日後に快挙を達成している。(c)AFP