ルードがジュネーブOPでツアー2勝目、全仏で「キャリア懸ける」
このニュースをシェア
【5月23日 AFP】男子テニス、ジュネーブ・オープン(Gonet Geneva Open 2021)は22日、シングルス決勝が行われ、大会第3シードのキャスパー・ルード(Casper Ruud、ノルウェー)は7-6(8-6)、6-4で第2シードのデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)に勝利してツアー2勝目を飾り、全仏オープン(French Open 2021)はキャリアを懸けた大会のつもりで準備すると意気込んだ。
30日に開幕する四大大会(グランドスラム)今季2戦目のローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)で「ダメージを与えたい」と話した世界ランク21位のルードは、同大会では第16シード以内に入るものとみられている。
ルードは、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2021)、BMWオープン(2021 BMW Open)、そしてマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2021)で4強入りしており、全仏の前哨戦となるクレーコートで見事な成績を残している。
昨年のアルゼンチン・オープン(Argentina Open 2020)でツアー初優勝を飾った22歳は、「ローラン・ギャロスに向け大きな自信になる」とコメント。
「人生最大のトーナメントのつもりで準備しなければならない。最も重要な大会の一つになる」
敗れた世界15位のシャポバロフも好調で、今月行われたイタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2021)では、最終的に敗れたものの途中で2本のマッチポイントを握るなど、その後大会を制したラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を追い詰めた。(c)AFP