【5月23日 AFP】イタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)のアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)監督は22日、今季最終戦の結果次第では退団がうわさされるクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が、クラブの選手であることに変わりはないと強調した。

 ユベントスが来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)に出場するためには、23日の敵地でのリーグ最終節で11位ボローニャ(Bologna FC)に勝利し、ナポリ(SSC Napoli)かACミラン(AC Milan)が勝ち点を取りこぼすことが必須となる。

 しかしピルロ監督は、チャンピオンズリーグ出場を逃したとしても、この試合がロナウドのユベントスでの最後の一戦にはならないと話した。

「彼はまだ『ビアンコネロ(ユベントスの愛称)』のユニホームを着ていて集中している」

「彼はそのことをすでに証明している。イタリア杯(Italian Cup 2020-21)を取りたいがために自分自身を犠牲にした。彼があした(23日)のことに集中していることは分かっている。他のことについて話すのはその後だ」

 今季インテル(Inter Milan)にリーグ10連覇を阻まれたユベントスは、チャンピオンズリーグの出場権を逃せば財政的な打撃を受けることになる。

 チームに1シーズン平均8000万ユーロ(約106億円)をもたらすとされるチャンピオンズリーグに出場できなかった場合、ユベントスはロナウドの年俸3100万ユーロ(約41億円)の支払いが維持できない可能性もある。

 また、タイトルを二つ獲得したものの就任1年目は失敗に終わったピルロ監督だが、今季ラストマッチの結果は自身の去就に影響しないと強調した。

「あした起きることに基づいてクラブが自分の将来を決めるということはないと思う」とした指揮官は、「彼らは今シーズン機能したこと、機能しなかったことに関して考えを持っている。最後のたった1試合だけで決断することはない」

 42歳の指揮官は、「われわれは信じている。(0-3で敗れた)ミラン戦の後は死に体だったが、自分たちやライバルの結果によって再び自らの足で立てるようになった」と続けた。(c)AFP