【5月22日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間22日午後7時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は344万5582人に増加した。

【インタラクティブ図解】新型コロナウイルス、1日ごとの新規死者・感染者数

 これまでに世界で少なくとも1億6570万9600人の感染が確認された。大半はすでに回復したが、一部の人々にはその後も数週間、場合によっては数か月にわたり症状が残っている。

 この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、他の統計機関が行った集計見直しに伴う死者数の大幅な増加分は含まれていない。世界保健機関(WHO)の推計によると、新型コロナウイルス感染症により直接または間接的に生じた超過死亡を含めると、死者数の総計は公式統計の2~3倍に上る可能性がある。

 多くの国では検査体制が強化されたが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けず、感染に気付かないままとなっている。

 21日には世界全体で新たに1万2928人の死亡と62万4472人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの4194人。次いでブラジル(2215人)、アルゼンチン(692人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに58万9223人が死亡、3308万5210人が感染した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は44万6309人、感染者数は1597万949人。以降はインド(死者29万5525人、感染者2628万9290人)、メキシコ(死者22万1256人、感染者239万2744人)、英国(死者12万7710人、感染者445万7923人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはハンガリーの305人。次いでチェコ(280人)、ボスニア・ヘルツェゴビナ(278人)、北マケドニア(253人)、ブルガリア(251人)となっている。

 地域別の死者数は、欧州が112万468人(感染5233万4904人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が100万2739人(感染3162万6609人)、米国・カナダが61万4375人(感染3443万5980人)、アジアが43万9255人(感染3414万4610人)、中東が13万9714人(感染837万7765人)、アフリカが12万7937人(感染474万2295人)、オセアニアが1094人(感染4万7444人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP