【5月22日 AFP】東京に設置された新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場で21日、自衛隊によるリハーサルが行われた。

 日本政府は同日、2月の米ファイザー(Pfizer)製ワクチン承認に続き、米モデルナ(Moderna)製と英アストラゼネカ(AstraZeneca)製のワクチンを承認。東京と大阪では来週、自衛隊が運営する大規模接種会場で、モデルナ製の65歳以上に対する接種が始まる予定だ。一方のアストラゼネカ製は、まれな血栓発症の懸念から使用が当面見送られる。

 日本では現状、コロナワクチンの接種対象が医療従事者と高齢者に限定されており、人口全体の接種率はわずか2%にとどまる。対象拡大のめどは立っていない。(c)AFP