【5月21日 CGTN Japanese】中国東部の上海市や浙江省(Zhejiang)など複数の地域で、1回の接種で済む新型コロナウイルスワクチンの接種が始まっています。

 このワクチンは中国の軍事科学院と製薬会社カンシノ・バイオロジクスが共同で開発したもので、中国では初めて承認された、アデノウイルスをベクター(媒介者)に用いたウイルスベクターワクチンです。

 接種から4週間後に発症を防ぐ効果は65.28%、重症化を防ぐ効果は90.07%で、重い副反応や、中国で接種が進められている不活化ワクチンと異なる副反応は報告されていないということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News