【5月20日 CGTN Japanese】中国国家航天局は19日、中国初の火星探査機「天問1号（Tianwen-1）」の着陸を記録した映像と、火星探査車「祝融（Zhurong）」号が撮影した写真を公開しました。

　今回公開された映像と写真では、探査機と探査車の分離ボードや、探査車の太陽電池板とアンテナなどの装置が正常に展開されたことが確認できています。写真は探査車の前方に装着された、障害物を識別するためのカメラで撮影され、広角レンズで火星表面の地形を捉えています。

「天問1号」は5月15日に火星のユートピア平原南部にある予備着陸区に着陸し、地球と通信をつなげました。2日後、周回機が4回目のブレーキングで中継通信軌道に入り、探査車からの映像と写真のデータが地球に伝送されました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News