【5月20日 AFP】ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia 2021)は19日、第11ステージ(ペルージャ~モンタルチーノ、162キロメートル)が行われ、総合首位でスタートしたイネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のエガン・ベルナル(Egan Bernal、コロンビア)が後続とのタイム差を広げた。チーム・クベカ・アソス(Team Qhubeka Assos)のマウロ・シュミット(Mauro Schmid、スイス)が逃げ切って区間初優勝を果たした。

 18日の休養日明けの今ステージでは、総合2位から出たドゥクーニンク・クイックステップ(Deceuninck Quick Step)のレムコ・エベネプール(Remco Evenepoel、ベルギー)がベルナルと2分8秒差でフィニッシュし大きく遅れた。

 ベルナルはアスタナ・プレミアテック(Astana-Premier Tech)の総合2位アレクサンドル・ブラソフ(Aleksandr Vlasov、ロシア)に45秒差、バーレーン・ヴィクトリアス(Bahrain Victorious)の同3位ダミアーノ・カルーゾ(Damiano Caruso、イタリア)に1分12秒差をつけている。(c)AFP