【5月20日 People’s Daily】「国内便の航空券から、遊園地の入場券まで、メーデーを控え、あらゆるチケットはすぐに売り切れた。これは中国の景気回復が次第に加速していることの表れだ」「中国の観光ブームは新型コロナウイルス対策実施後の生活を見せてくれた」「中国における昨今の大規模なワクチン接種の推進は、民衆に旅行に行く自信をもたらした」。中国のメーデー連休中の消費市場の活況ぶりが連日、国際世論の注目を集めている。中国消費市場の持続的な回復は、中国経済の活気を示し、世界経済の回復に自信と希望を注ぎこんだ。

 新型コロナへの有効な対応を基礎として、今年のメーデー連休中に中国国内での観光、ショッピングなど一連のデータの注目点が相次いで表れた。連休中の全国の乗客数は延べ2億6700万人、1日平均5347万4000人と予想され、前年同期比1日平均で122.2%増加した。5月1日だけで、全国の鉄道は乗客延べ1882万6000人を輸送し、2019年同期比9.2%増となり、1日の旅客輸送量では過去最高を記録した。国家映画局のデータによると、5月1日から5日の17時までに、全国の映画興行収入は16億300万元(約270億円)に及び、メーデーシーズンの総興行収入新記録を達成した。連休中のオンライン消費ニーズの集中的な解放は、速達業務量の高速成長をけん引した。5月1日、全国の郵政速達業界は、約30%の増加率で、2億6000万個の小包が配達された。

 今年に入って、生産・生活が急速に軌道に乗るにつれ、中国の消費市場の回復ぶりは顕著となっている。今年第1四半期、全国の社会消費財小売総額は10兆5221億元(約178兆3600億円)で、前年同期比33.9%増、2019年同期比8.5%増、昨年第4四半期比1.86%増となった。家計消費は今年、中国経済の成長をけん引する上でより大きな役割を果たすだろうと、英紙「フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)」は指摘した。

 いまの世界で最も希少な資源は市場だ。中国には4億人余りの中所得層を含む14億人の人口が形成する超大型内需市場がある。市場資源は中国の巨大な利点であり、世界の共同発展のチャンスでもある。中国国内市場の持続的な消費意欲は、国際的な観察者から「世界を鼓舞するシグナル」と呼ばれている。経済協力開発機構(OECD)が発表した最新のデータによると、2020年に中国は世界第1位の投資先となった。ドイツ貿易・投資振興機関(GTAI)の中国問題専門家クリスティーナ・オッター氏は、中国経済の持続的な成長はドイツ企業に良好なビジネスチャンスをもたらしているとみている。

 休日市場は、中国市場の活気の縮図だ。メーデーが終わった後、国内外の双循環をスムーズにし、中国と各国が手を携えて一層ウィンウィンとなるための一連の盛会が相次いで開催される。5月7日から10日にかけて、中国国際消費財博覧会が海口(Haikou)で開催され、69の国や地域から2500以上のブランドが出展する。5月10日から12日まで、「中国ブランド、世界共有:国内外の双循環を集中させ、新しい消費をリード」をテーマにした2021年中国ブランドデーのイベントが上海で開催される。(c)People’s Daily/AFPBB News