【5月20日 AFP】サッカー元ドイツ代表MFで、同国ブンデスリーガ1部のヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)に所属するサミ・ケディラ(Sami Khedira)が19日、今週末に行われるリーグ戦の最終節をもって現役を引退すると発表した。

 ケディラは報道陣に「非常に困難だが、これしかないと言える正しい一歩だ。15年間、プロサッカー選手としての足跡を残してきた」とコメントした。

 ドイツ代表として77試合に出場し、2014年に行われたW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の優勝メンバーでもある34歳のケディラは、VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)でプロデビューを果たし、2007年には同チームでリーグ優勝を果たした。

 2010年のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)終了後にはスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に移籍。2013-14シーズンは序盤に膝に重傷を負ったが、そこから復帰してチームの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)制覇に貢献した

 2015年にはイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に渡ってリーグ5連覇を果たしたが、今季は同チームで1試合にも出場できず、2月にはヘルタに移籍していた。

 けがの影響もあり、ヘルタではリーグ戦で8試合にしか出場していなかった。(c)AFP