【5月20日 AFP】米国最大の石油パイプラインがサイバー攻撃を受けて数日間にわたり停止を強いられた問題で、パイプラインを運営するコロニアル・パイプライン(Colonial Pipeline)のジョゼフ・ブラウント(Joseph Blount)最高経営責任者(CEO)は、同社がハッカーに440万ドル(約4億8000万円)の身代金を支払ったことを認めた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が19日、報じた。

 ブラウントCEOは同紙に対し、身代金の支払いは「国にとって正しいこと」だったと説明。「大きな物議を醸す判断」であることは認識しているが、米国に対して数日間にわたりもたらしていた影響を考えれば、必要な措置だったと弁明した。(c)AFP