【5月23日 CGTN Japanese】コウシンバラ(月季)は、北京市内の主要道路の緑地帯でよく見られます。キクとともに、北京市の「市の花」として市民に愛されています。2021年北京コウシンバラ文化・フェスティバルが18日、盛大に開幕しました。

 今年のフェスティバルは、メイン会場1カ所とメイン展示エリア11カ所で構成されます。大興区をメイン会場とし、コウシンバラの新品種の命名や、コウシンバラの社区(コミュニティー)への進出、コウシンバラをテーマとした書画展など、多くのテーマイベントが行われています。このほか、世界コウシンバラテーマパーク、北京植物園、天壇公園、北京園博園など11のメイン展示エリアでも多彩な文化イベントが行われます。

 コウシンバラはバラ科に属し、中国では「花中の皇后」と呼ばれるほか、四季に花を咲かせることから「月月紅」とも呼ばれています。花期は4月から11月までで、素晴らしさ、友情、平和の象徴です。

 初夏の5月に道路の両側に咲くコウシンバラの「花の海」は、北京独特の風物詩と言えます。北京市園林緑化局の統計によりますと、市内の公園や緑地、大通りや路地、市民の住宅団地に、計2000万株以上の各種のコウシンバラが植えられているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News