【5月20日 Xinhua News】中国IT大手、騰訊控股(テンセント、Tencent)の音楽配信子会社、騰訊音楽娯楽集団(テンセント・ミュージック・エンターテインメント・グループ)が18日に発表した2021年第1四半期(1~3月)決算(未監査)は、売上高が前年同期比24・0%増の78億2千万元(1元=約17円)だった。

 オンライン音楽サービスが34・5%増、サブスクリプション音楽配信が40・2%増、広告サービスが2倍超といずれも好調だった。純利益は4・0%増の9億2600万元だった。

 スマートデバイスの普及が進む中、モノのインターネット(IoT)サービスの展開にも力を入れており、車載システムやスマートスピーカー、テレビなどの接続デバイスを介したIoT月間アクティブユーザー数(MAU)は1・5倍の6900万人に上った。

 3月末時点のオンライン音楽の有料ユーザー数は42・6%増の6090万人と、16年以来最大の伸びとなった。課金率は9・9%と、20年第3四半期(7~9月)の8・0%、第4四半期(10~12月)の9・0%を上回った。(c)Xinhua News/AFPBB News