【5月19日 People’s Daily】障害者は人類という大家族を構成する平等な一員であり、障害者の事業は社会システム全体に関わるものである。1991年5月15日に施行された「障害者保障法」は、中国で初めて全面的に障害者の権利を保障した法律であった。障害者保障法が施行されて30年、中国は障害者の権益を保障する制度を完成させるため、不断の努力を続けている。

 現在までに、中国全国人民大会およびその常任委員会が通した法律には、直接的に障害者の権益を守る80以上の内容が含まれる。また国務院の通した行政法務には、障害者の権益を直接に守る内容が70以上含まれる。民法では、障害者の権益保障に言及した条文が30条ある。「第13次5か年計画」の期間中、障害者関連の法律整備および支援は絶え間なく進み、全国で2600の障害者関連法律整備および支援協力機構が設立され、2318の障害者支援就業拠点ができた。

 民生の改善が続けられる中、中国は障害者事業を発展させ、障害者の権益を保障するため、さらに多くの援助を行ってきた。「2人で1本の手、1対の脚」を持つ張順東(Zhang Shundong)さん・李国秀(Li Guoxiu)さん夫妻は貧困世帯だが、障害者生活保護や就業支援、政府の補助などの政策により、自立への道を踏み出した。Eコマースプラットフォームで村民が農産物を売る手伝いをし、2020年全国貧困脱出奮迅賞を受賞した。「第13次5か年計画」の期間中は、700万人以上の貧困状態にあった障害者が貧困から脱出した。障害者の事業を巡っては、関連性のある弱点を補強し、障害者が全面的に社会生活に参加できるようサポートし、経済や社会の発展がもたらす成果を共に享受できるよう、さらに多くの仕事がなされた。

「第14次5か年計画」と2035年目標ガイドラインは「女性、未成年者と障害者の基本的人権と利益の保障」を明確にしており、「障害者の保障と発展能力の底上げ」をすべきと指摘している。近い将来、中国の障害者事業は間違いなく新たな段階に入ると確信する。(筆者は中国障害者スポーツ管理センター勤務)。(c)People’s Daily/AFPBB News