【5月19日 AFP】エクアドル環境省は17日、ガラパゴス諸島(Galapagos Islands)北部沖にあり、「ダーウィンのアーチ(Darwin's Arch)」の名で知られていた岩が崩壊したと発表した。

 同省は「ダーウィンのアーチは、ダーウィン島(Darwin Island)のメインエリアから1キロも離れていない場所にあった魅力的な自然の橋だが、崩壊したという報告があった」と述べた。「自然浸食の結果」だという。公開された画像では、橋のような形をしていた岩の2本の柱の部分だけが残っている。

 ダーウィンのアーチは、19世紀に同諸島で小型の鳥フィンチを研究し、進化論を提唱した英国の著名な生物学者チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)にちなんで名付けられた岩で、ダイビングの名所として知られていた。(c)AFP