【5月18日 AFP】イタリアサッカー連盟(FIGC)は17日、同国代表のロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督が2026年6月までの新契約にサインしたと発表した。

 元同国代表FWのマンチーニ監督は2018年5月に就任し、同年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)予選突破を逃した母国に屈辱を忘れさせる役目を担った。

 56歳のマンチーニ監督の下でイタリアは、6月11日に開幕する欧州選手権(UEFA Euro 2020)で出場権を獲得。UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2020-21)では4強入りを果たし、2022年W杯カタール大会(2022 World Cup)の欧州予選では3勝を挙げている。

 また、2019年には11連勝を達成し、1930年代に樹立された同国の記録を更新している。

 マンチーニ監督は「とても幸せだ。実を結び始めた仕事を続けていきたい。今後は欧州選手権、ネーションズリーグの決勝、そしてW杯がある」とし、「目標は、簡単にはいかないこと、そして運が必要なことを承知の上で勝つことだ」と話している。(c)AFP