【5月18日 AFP】米ニューヨーク州のアンドルー・クオモ(Andrew Cuomo)知事は17日、世界最大級のマラソンレースとして知られるニューヨークシティマラソン(New York City Marathon 2021)が11月に復活することを明らかにした。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で中止された同大会は、例年11月の第一日曜日に開催されており、今年は同7日に行われることになった。

 ニューヨーク市内の5区を回るルートとなっているこのレースは、スタテン島(Staten Island)からスタートしてセントラルパーク(Central Park)でゴールする。また、今年は来月8日に正式にエントリーが開始され、ランナーの人数は通常の約5万5000人に対して60パーセントの約3万3000人に絞られる計画であるという。

 同市最大のイベントの一つであるニューヨークシティマラソンの復活は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)から同都市が立ち直ったという重要な転換点になるとみられる。レース主催者は、2021年大会が「歴史的」な年になるとしている。

 1970年に始まった同レースは、大型ハリケーン「サンディ(Sandy)」の影響で中止された2012年と昨年を除き、毎年開催されている。(c)AFP